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 ■日本の車椅子仕入国別ベスト5/■国産と輸入どこが違うの?

2 ・車椅子、輸入品と国産品


日本の車椅子仕入国別ベスト5

最近はすっかり定番化した輸入車椅子、日本企業の技術移転やOEM生産がかなり進んでいます。
また、電動車椅子も台湾のOEM生産が多いようです。


車椅子の輸入仕入れ国別実績
(2000年1〜7月電動車椅子を含まず)
仕入国名 数量(台) 前年比 金額(千円)
中国 49,671 175.8% 623,180
台湾 46,258 147.2% 859,818
韓国 24,076 123.3% 504,135
スウェーデン 3,130 410.8% 169,935
ドイツ 1,528 1736.4% 24,886
(出典・Fit-Wel通巻9号)
■ご覧の通り上位3カ国はアジアが占めています。
1位の中国が輸出台数において1番でありながら金額において2位になっているのは、1台当たりの単価がいかに安いのかがわかりますね。

スウェーデン、ドイツからの輸入車椅子は一台あたりの単価が高く、身障者向けの製品が多いようです。介護保険によるモジュールタイプのニーズの高さからもあるのでしょうか。
輸入車椅子は四月からの介護保険の開始により、レンタル用品として一時的な特需があり前年比は伸びています。

消費者にとって価格競争は歓迎ですが、国内製造メーカーは4月以降、スチールもアルミも価格が下がってむしろ経営が圧迫されている傾向があるようです。
また、身障者福祉法に基づく車椅子の更新期間が4年から5年に延長されることもあり、国内メーカーには冬の時代が到来したのかもしれません。

国産と輸入どこが違うの?

・価格の違い
これはもう明らかで、皆さんご購入をお考えの時まず目に止まるのが価格ではないでしょうか。アジアからの輸入品は驚きの安さです。

・外見の違い
「車椅子は人を乗せて運べればいい」、という用途の場合は輸入をお勧めしますが、国産は細かい部分で作り込み方がちょっと違います。日本人らしいというのでしょうか。
車椅子の座シートの止めネジ一本の止め方にしても、洋服の布地が引っかからないよう、また身体を圧迫しないような細かい配慮がありますし、デザインの美しさの点でもまだまだ国産の方が優れていると思います。

・溶接方法・材質の違い
そしてデザインともからんで大きいのが、アルミ車椅子の溶接方法の違いです。金属のつなぎ目を見て欲しいのですが、輸入品はぼこぼこです。
接合する金属パイプ同士を溶かさず、つなぎ(ハンダのようなもの)を溶かしてパイプ同士を接着します。強度を保つ為に使用するつなぎも太く大きいので完成すると接着面がぼこぼこになってしまいます。
国産は接着するパイプ同士を一旦溶かしてから接合するので外見がきれいです。

・サービスの違い
故障の際の部品の交換や修理。消費者にとってこれが一番の不安点だと思います。
しかし中には修理不可の製品もあるようです。パーツの取り寄せができない、時間がかかる等の理由で価格が安いのだからそこまで面倒見切れない、というところでしょうか。
通常はメーカーや販売店が修理します。

※ウチで実際にあった例ですと、中国製でタイヤに空気が入っていなかったり、横積みして野外に保管してあったらしい製品やメーカーの保証がない、などの不都合があり日本のメーカーによる修理の保証がない限り弊社では輸入車椅子は販売しないことになりました。

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